結婚と育児

26歳結婚、出産。その日々をただ書きます。

出産を振り返る

去年の10月でした。

予定日より1週間ほど早く、陣痛。

昼間におしるしがあったので、産院に連絡するも

もう少し頑張ってから来てもいいよ、程度。

しかし10分間隔になってたので、産院へ。

そこから長かった、、、

思えばこの頃は全然痛くなかった!

5分間隔になってからも

子宮口開かず。

全く開かず。笑

激痛、激痛、ただただ激痛。

合間に食事を摂ることさえも出来なかった。

ちょうど少し前にお産をした知人が、

「陣痛ちょろくて、分娩台の上でハンバーガー食べてた。3回くらい本気だしたら出てきた」

なんて言ってたので、

妊娠中つわりが全くなかった私は

きっと自分も軽いパターンなのだと、過信してました。

結局夜中病院に来て、朝が来て、昼が来て、また夜になっても産まれず。

土曜だったこともあり、助産師さんしかおらず

「自然の力で産みましょう!」という謎の言葉とともに子宮口が開くのを待ち続ける…

母と旦那が付き添ってくれてたのですが、

母(4人産んでる)が妊娠中、出産を怖がる私にしきりに、

「女の人は、こどもが可愛すぎて出産の痛みは忘れるように出来てるから大丈夫」と言っていたので、

陣痛中わたしは

「絶対忘れない!いくら可愛くても、絶対にこの痛み忘れないから!」

と(旦那に聞こえるように)叫んでました。

陣痛開始から丸一日経過し、

食わず休まずで叫び倒してたので体力もなく、

「なんでもいいから楽にして欲しい」と懇願した結果、

若干フライング気味で分娩台にあがり、産科医登場。

そこから早かった。

分娩台あがってからはめちゃくちゃでした。

促進剤を打ち、

陣痛の波で体内のもの全て出ました。(汚くてすみません)

5回くらい吐きました。

医師の「ジンパします」の声とともに

ビシャっと破水。

(このとき、朦朧とする意識の中で、ジンギスカンパーティ…という言葉がよぎりました。

北海道民ならわかるはず。

実際は人口破水の略のようです。私は破水すら出来なかったとは、、)

相変わらず吐きながら、必死にいきむ。

会陰切開されるけど陣痛痛すぎてどうでもいい。

赤ちゃんの心音下がってピコーン鳴る。

酸素マスクつけられ、ちゃんと呼吸して赤ちゃんに酸素送って!と言われる。

医師がお腹にのる。

腹がメリメリいう。

すぽん

そんな感じで出ました!

25時間半。

赤ちゃんってほんとに産まれてすぐ泣くんだな。

すぐ胸にのせてくれたけど、

なんか硬い!(頭が)

こんなにしっかりしたものがお腹に入ってて、

生きたまま出てくるなんて本当に大変だったんだな、と実感しました。

もちろん赤ちゃんも。

あと、頭長くて将来が心配でした。

(後から母子手帳みたら吸引分娩だったらしい)

そんな感じでした。

自然に任せて苦しみ続けた24時間、

医療行為炸裂した1時間。

どんなお産をしたいか、

人それぞれだと思いますが

ひとつ言えることは

バースプランなんて何も叶いませんでした!

検診の時は、

かけたい曲ありますか〜?

お産の瞬間ビデオ撮りますか〜?

旦那さん臍の緒切りますか〜?

なんて呑気なこと言ってましたが

いざ分娩台あがってからは

助産師さん4人総出+産科医でカーテン締め切り

旦那なんて入るスキもなかった。笑

私の手を握っていたのはベテラン助産師さん、

交代の時間だったのに最後まで見届けてくれた…

そんなこんなで

産後すぐの息子との写真、私は疲れ果てていて

微笑んでいるものすらありません。

しかし今思い出したら笑えるので、

やっぱり出産の痛みは忘れられるのかもしれないですね。

わたしは忘れませんが!!